アサシンクリードオリジンズ アブスターゴ歴史調査部門 アニムスガイド1

本編とはあまり関係ありませんのであしからず(笑)

今作の現代編の主人公「レイラ」のPCに記録されていたアニムスガイドです。








アブスターゴ歴史調査部門 アニムスガイド



アニムス
アブスターゴ社提供 

時を越える旅


はじめに

DNAは単なる遺伝情報ではない。そこにはゼタバイトもの実験的で歴史的データが含まれており、我々はそれを遺伝子記憶と呼んでいる。アニムス計画の当初の目標は、こうした遺伝子記憶を仮想現実を通じて調べることだった。この技術は突破口開く大発見により、アブスターゴのユーザーが実際に歴史と繋がり、永遠に失われたと考えられていたものを探索する方法になった。



アニムスソフトウェアは適応性が高いため、記憶が紐解かれるにつれてプログラムも繊細に適応し枠組の範囲内でカスタマイズされた経験を得られる。そうした経験はユーザーの中で発見し、体が無意識のうちに隠していた反応能力とスキルを解除する。


アニムスは過去への窓であり、未来への扉である。この旅路が実現されたかを一緒にたどってみよう。


全てが始まった場所

1795年のフィラデルフィアで、フィリップ・シンフィジックは医学史上初めてとなる人間の輸血を行った。血を一つの体からもう一つの体に移すという考えは優れた外科医である、彼の興味をそそったが、発見した内容は予想以上のものだった。


他の科学者たちはそのような新発見を受け入れられないだろうと考えた彼は、未発表の論文を同僚であり、友人であるベンジャミン・ラッシュに渡した。フィジックの知識はロックフェラー財団の出資によってポーリングがフィラデルフィア図書館会社の機密文書の保管所を調べはじめ、ラッシュが秘密裏に保管していたフィジックの論文を発見するまで失われていたも同然だった。



ポーロングのヘモグロビンの構造における研究は、フィジックの失われた論文の内容をある程度取り入れており、彼の三重らせんと二重らせんの発見につながった。






クリントン・B・ローゼンバーグ博士は、ポーリング博士のDNA構造に研究を注意深く観察するために、アブスターゴによって雇われた。彼は、その観察内容をアブスターゴ・ケミカルズの取締役に直接報告した。その関係は後に悪化したが、集められた情報はウォーレン・ヴィディックのアニムス計画にとってかけがえのないものになった。




1952年8月14日

取締役殿
要請の通り、ポーリング博士の最新研究状況について報告します。PNAS用に用意された論文(同封)をご覧ください。デオキシリボ核酸の構造モデルを提唱しています。


詳細は省きますが、彼の
三重らせんモデルはDNAの3本の鏡が絡んで作られており、とても優雅です。彼のプロオテイン構造における先の研究にも引けを取りません。


アブスターゴ・ケミカルズはDNA科学の発展に特に注目すべきだと思います。命の秘密そのものを解明することができるでしょう。ポーリング博士の研究を推奨し、もっと直接的な役割が必要な場合には喜んでやるつもりですのでお知らせください。


財団の事業に関わらせてくれてありがとうございます。すばらしい科学者たちの取り組みを促進できて光栄です。


敬具
クリントン・B・ローゼンバーグ







1984年12月18日

取締役殿

今でもあなたがアブスターゴの一員なのかはわかりません。時々「典型的な年寄り」状態になるとあなたが存在したのかとさえ考えてしまいます。もう疲れました。ここを去る時が来たようです。


ゲノム全体のシークエンスを数週間中に行うことになっています。遅延をさらに減らし、すべてをヴィテックという男に送るように、とてつもない圧力がかかっています。我々はもう単なる流れ作業の一部でしかありません。


残念です。


私は愚かではありません。私のような年寄りでも、上層部がヒトゲノムに隠された何かきわめて重要なものを求めてることには気づいています。彼らは生産性を上げるためなら私の部下たちに最先端技術を与えることも惜しみません。


他の皆と同じように、私もヴィテックのアニムス計画についてきわめて奇妙な噂を聞いています。
誰かの先祖の記憶が遺伝子に埋め込まれているというのです。アブスターゴがそのようなばかげた説明を信じ、何百万ドルもの資金をづぎこんでいるとは。まったく理解できません!。


その上、私は三重らせんのDNAのサンプルを新たに見つけていないのです。
私の人生における執念はすべて無駄でした。


さようなら
クリントン・B・ローゼンバーグ











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